アシモリヒストリー
新分野への挑戦と
発展の歴史
祖業の製綱技術を発展させ、
総合産業用繊維資材メーカーから
安全・リニューアル分野で社会に貢献し、
世界に通じる“ExcellentCompany”へ
1878
創業 ロープ製造の開始
紡績工場が次々と設立されていた大阪で、「綿糸こそ産業興隆の先駆を為すものであり、
今後ますます需要を高めるであろう」との認識のもと、10代芦森武兵衛が一台の原動機から複数の機械へ動力を伝える手段である
綿綱(伝導用綿ロープ)の機械による国産化に日本で初めて成功させました。
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創業。10代芦森武兵衛、綿麻糸商を営む。
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大阪玉江町にロープ工場を設立、伝導用綿ロープ製造を開始。
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紡績用スピンドルバンドの製造を開始。
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芦森製綱所と命名。
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十三工場落成。
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紡績用スピンドルテープの製造を開始。
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創業50周年記念式典を挙行。
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株式会社に改組。株式会社芦森製綱所とする。
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芦森工業株式会社に改称。
1950
消防ホース事業への進出
伝導用綿ロープの需要急減に対応すべく、事業の多角化を開始。
ホース平織織機と繊維という要素技術を活かして消防用ホースの製品開発に着手し、
漏水防止対策を施したゴム内張りによる綿やナイロン製の消防用ホースの生産を、日本で初めて成功させました。
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大阪証券取引所に上場。
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ゴム内張り消防用ホース「ジェットホース」の開発に成功、製造を開始。
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合成繊維ロープの製造を開始。
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衣料用インサイドベルトの製造を開始。
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クレモナロープ、ナイロンロープNK規格認定。
1960
自動車安全部品分野
への進出
米国で自動車のシートベルト装備が法制化されていくなか、日本での需要拡大も見越し、
長年の製織ノウハウも活かして自動車用シートベルトを開発、生産を開始。
その後、日本で新車の運転席シートベルトの取付けが義務化されました。
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本店を大阪市東区へ、工場を摂津市千里丘へ新築移転。
合成繊維重布の製造を開始。 -
東京証券取引所第1部に上場。
ジェットホースが米国UL検定合格。 -
自動車用シートベルト「オートフレンド」の製造を開始。
ジェット商事株式会社設立。
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東京支店を東京都中央区へ新築移転。
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新型ホースに関する技術提携(イギリス:ジョージ・アンガス社)。
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シートベルトメーカーとして初のJIS表示許可。
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シートベルトが米国FMVSS認証取得。
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アシモリセンイ株式会社設立(2019年に清算)。
ホース反転連続製造法(T式)完成。 -
シートベルトに関する技術提携(スウェーデン:エッセム社)。
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合成繊維ロープにJIS表示許可。
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漁業用浮子綱「アバライン」の製造を開始。
シートベルトがEC認証取得。
テーパーテープの製造を開始。 -
シートベルトが豪州ADR 認定工場の資格取得。
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荷締具「タイトナー」の製造を開始。
1980
管路更生事業への進出
伝統的に受け継いできた繊維の二次加工技術と消防ホースで培った高分子化学の技術を応用し、
システム開発に着手。地下に埋設されたパイプラインの老朽化に対応するため、
管路更生工事の新技術「パルテム(ホースライニング工法)」を日本で初めて開発。
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パイプラインニングシステム「パルテム」完成。
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芦森エンジニアリング株式会社設立。
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「アバライン」製造プラント輸出(ノルウェー:フィスケベグン社)。
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日本ホースライニング協会設立。
エンプラライニングホース「ライト」シリーズの製造を開始。
シートベルト製造ライン輸出(台湾:明芳工業)。 -
小浜市に福井工場設立。
CI導入。
創立50周年(創業107年)記念式典を挙行。 -
芦森不動産株式会社設立(2015年に清算)。
川口市に東京工場新設(現 芦森エンジニアリング株式会社 東京事業所)。
「ジェットホース」製造プラント輸出(中国:天津織帯一廠)。
シートベルトに関する業務提携(アメリカ:アライドシグナル社)。 -
ブリティッシュガス(ロンドン)で「パルテム」海外初工事。
シートベルトに関する技術援助契約(タイ:ナーロンインダストリー社)。 -
東京支社を東京都文京区に移転。
本社を大阪市西区へ新築移転。 -
欧州アシモリ株式会社設立(ロンドン)。
エアバッグの製造を開始。
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事業本部制に改組。
山口県防府市に防府工場設立。
シート造管工法「パルテムSZ」を開発。
「綾織」ライトαシリーズ開発。 -
リフトアップ方式ローラーコンベア
「エアーロールシステム」の製造を開始。パルテムHL工法がASTM認定。
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パイプ部分補修工法「パルテムアポロ工法」完成。
「パルテム」に関する実施権許諾(米国:インシチュフォームミッドアメリカ社)。 -
シートベルトに関する技術援助契約(インド:アビシェ社)。
シートベルトリトラクター自動組立ライン完成。 -
消防ホース製造設備プラント輸出(中国:上海華森消防水帯有限公司)。
パルテムHL工法で全国発明表彰特別賞「朝日新聞発明賞」受賞。
チャイルドシートACRS発売。 -
異径筒状織物「シティガイファブリック」の製造を開始。
パルテムSZ協会設立。 -
東京支社を東京都中央区へ移転。
「パルテム」に関する海外実施権許諾(韓国、台湾)。
芦森エンジニアリング株式会社15周年。
ISO9002認証取得(自動車安全部品事業)。 -
低圧管用「パルテム・フレップ工法」完成。
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KPNアシモリ株式会社設立(タイ)。
創業120周年式典を挙行。
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デルファイ・オートモーティブ・システムズ社と業務提携。
ISO9001、QS9000認証取得(自動車安全部品事業)。
2000
海外への進出、
そして新たな
成長ドライバーの確立
自動車安全部品事業では、初めての海外工場をタイに建設以来、海外における調達力やコスト競争力の強化、
販路拡大のための海外戦略基地として、グローバル展開を加速させるとともに、国内各所で工場を設立し、生産体制を拡充しました。
また、機能製品事業では、物流機器関連や管路更生工事関連会社を買収・子会社化するなど、事業の強化・業容の拡大を図りました。
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アシモリ・アメリカ有限責任会社設立。
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ISO9001認証取得(防災事業、パルテム事業、産業資材事業)。
パルテム・フローリング協会設立 -
ISO14001認証取得(大阪工場)。
ISO9001認証更新(ISO9001:1994改訂に伴いISO9001:2000による更新)。 -
中国に上海事務所開設。
KPNアシモリ株式会社の社名をアシモリ・タイランド株式会社Ashimori(Thailand)Co.,Ltd.に改称。 -
アシモリ・タイランド株式会社Ashimori(Thailand)Co.,Ltd.、生産能力増強のため工場を新築移転。
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芦森科技(無錫)有限公司Ashimori Technology(WUXI)Co.,Ltd.設立(中国)。
日本ホースライニング協会下水道会とパルテムSZ協会を統合しパルテム技術協会を設立。
ISO/TS16949認証取得(自動車安全部品事業)。
ISO14001認証更新(ISO14001:1996改訂に伴いISO14001:2004による更新)。 -
パルテム・フローリング協会をパルテム技術協会に統合。
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デルファイ社との合弁契約を解消。
アシモリ・アメリカ有限責任会社解散。 -
芦森工業山口株式会社設立。
静岡県浜松市に浜松工場設立。
工業標準法改正に伴い、旧JIS表示許可消滅。 -
アシモリ・インディア・プライベート・リミテッドAshimori India Private Limited 設立(インド)。
ISO9001 認証更新(ISO9001:2000改訂に従いISO9001:2008による更新)。 -
防府工場閉鎖。
芦森工業山口株式会社第二工場新設。
ISO/TS16949認証更新(ISO/TS16949:2002改訂に伴いISO/TS16949:2009による更新)。 -
アシモリ・コリア株式会社Ashimori Korea Co.,Ltd.設立(韓国)。
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アシモリ・メキシコASHIMORI INDUSTRIA de MEXICO, S.A. de C.V.設立(メキシコ)。
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無錫芦森国際貿易有限公司設立(中国)。
日本ホースライニング協会上水道会をパルテム技術協会に統合。 -
東京支社を東京都千代田区へ移転。
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北海道札幌市に札幌営業所開設。
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オールセーフ株式会社を子会社化。
東北営業所・中部営業所・九州営業所開設。札幌営業所を北海道営業所に改称。 -
欧州事務所を開設(ドイツ)。
本社機能を大阪工場へ移転・統合。大阪工場を本社・大阪工場に改称。大阪支社開設。
株式会社柴田工業を子会社化。
ISO14001認証更新(ISO14001:2004改訂に伴いISO14001:2015による更新)。
ISO9001認証更新(ISO9001:2008改訂に伴いISO9001:2015による更新)。 -
IATF16949認証更新(ISO/TS16949:2009改訂に伴いIATF16949:2016による更新)。
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欧州事務所を現地法人化し、アシモリ・ヨーロッパAshimori Europe GmbHを設立(ドイツ)。
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東京証券取引所プライム市場に移行。
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東京証券取引所スタンダード市場に移行。
2024
「新」
Ashimori Vision2028
世界に通じる
“Excellent Company”へ
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パルテム・テクニカル・サービス株式会社を子会社化。