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パレスシート®概要

概要

パレスシートは、ジャケット・土木シート・専用モルタル(パレスシートモルタル)からなり、格子状に組んだジャケット内に専用モルタルを充填することで、簡単に剛性の高い格子状補強枠が形成されます。

パレスシートを用いた地盤改良は、この格子状補強枠と補強枠下の土木シートにより荷重を分散させ、軟弱地盤での沈下を防ぐ工法です。

パレスシートで地盤改良を行い、移動式クレーンの転倒防止対策として利用されています。

水田などの軟弱地盤に一時的に道路などを構築する、仮設地盤の施工において、特に普及を目指しています。

概念図

パレスシートを用いた地盤改良の概念図1
パレスシートを用いた地盤改良の概念図2 パレスシートを用いた地盤改良の概念図2

特徴

優れた改良効果と高い信頼性
ジャケットに充填した専用モルタルとジャケットが付着するため、強力な拘束効果が期待できます。高い信頼性があり、軟弱地盤対策として数々の実績があります。
幅広い適用性
原地盤の状態と上載荷重の関係から大型クレーンから乗用車まで様々な荷重に対応できるように最適な格子間隔を設計します。
優れた施工性
高性能な専用モルタルと機動性の高い車載プラント供給システムを使用しているので短時間に施工が可能です。
地盤環境の保護
パレスシートは原地盤の上に直接施工可能なので、地盤を掘削する必要がありません。専用モルタルは、ジャケットからほとんど漏れないので地盤環境にやさしい工法です。

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