軟弱地盤表層処理工法用シート　パレスシート｜事業・製品

パレスシートは、ジャケット・土木シート・専用モルタル（パレスシートモルタル）からなり、格子状に組んだジャケット内に専用モルタルを充填することで簡単に剛性の高い格子状補強枠が形成されます。
パレスシートを用いた表層処理工法は、この格子状補強枠と補強枠下の土木シートにより荷重を分散させ、軟弱地盤での沈下を防ぐ工法です。
パレスシートで地盤改良を行い、移動式クレーンの転倒防止対策として利用されています。　　

特徴

・優れた改良効果と高い信頼性
ジャケットに充填した専用モルタルとジャケットが付着するため、強力な拘束効果が期待できます。
高い信頼性があり、軟弱地盤対策として数々の実績があります。

・幅広い適用性
原地盤の状態と上載荷重の関係から大型クレーンから乗用車まで様々な荷重に対応できるように最適な格子間隔を設計します。

・優れた施工性
高性能な専用モルタルと機動性の高い車載プラント供給システムを使用しているので短時間に施工が可能です。

・地盤環境の保護
パレスシートは原地盤の上に直接施工可能なので、地盤を掘削する必要がありません。
専用モルタルは、ジャケットからほとんど漏れないので地盤環境に優しい工法です。

用途

地盤改良

仕様

ジャケット	直径		ストレート部 100mm 拡径部 150mm
ジャケット	引張強度		130kN/m
土木シート	引張強度		70kN/m
土木シート	厚さ		0.38mm
パレスシートモルタル	圧縮強度（注入3日後）	20kN/mm²

※ 仕様については、品質向上のため、予告なしに仕様を変更する場合があります。

製品紹介動画

パレスシート橋梁施工での工事用仮設道路への適用

0分14秒～土木シート敷設
0分32秒～ジャケット敷設
1分26秒～パレスシートモルタル混練り
1分48秒～パレスシートモルタル充填
2分7秒～モルタル充填後の姿
2分15秒～砕石搬入
2分48秒～転圧

パレスシートによる橋梁施工でのクレーン足場の地盤養生

0分5秒～床堀り
0分12秒～土木シート敷設
0分30秒～ジャケット敷設
1分14秒～パレスシートモルタル混練り
1分47秒～パレスシートモルタル充填
2分37秒～充填終了後
3分28秒～砕石打設・転圧

パレスシート　解説動画

0分0秒～パレスシートの概要
0分13秒～施工事例
0分40秒～仕組みの説明
0分56秒～施工手順
1分28秒～パレスシートの特徴

水田上の仮設道路の地盤改良

0分0秒～パレスシートの全容
0分23秒～シートの敷設
0分38秒～ジャケットの敷設
1分1秒～モルタルの混練
1分28秒～モルタル充填
2分11秒～砕石の敷設・転圧
2分57秒～最後に

産業資材(機能製品事業)