ホースライニング工法は、既設管渠の内面に繊維と合成樹脂からなる水密・気密性の高いシールホースを空気圧で「反転」挿入し、内面に新しくパイプを形成する工法です。 日本で初めて開発に成功した消防用ホースの技術をベースに、東京ガス株式会社との共同開発で生まれた工法です。
パルテムHL工法は、水道管用に開発された更生工法で、地中埋設管や添架管・水管橋などの既設管渠内面に繊維と合成樹脂からなる水密・気密性の高いパルライナーを空気圧で反転挿入し、内面に新しくパイプを形成する工法です。 新しく形成されたパイプは、耐震性・耐久性に優れております。また、JWWA K143(日本水道協会)の規格に合格しており水質安全性も確認されています。
パルテムSZ工法は、マンホールを利用して既設管渠内にライナーを引き込み、空気と蒸気とでライナーを拡張・加熱して自立管を形成します。硬化したパイプは高い耐久性、耐薬品性を有し、レベル2地震動にも対応した優れた耐震性も有しています。パルテムSZ工法はΦ800mmまでの管路更生に適応し、これまでに800kmを超える施工を各地で行っています。
パルテム・フローリング工法は、下水道や農業用水管路で様々な断面の管路更生に使用できる工法です。管の内周に沿って組み立てられる鋼製のリングに、ポリエチレンの部材を取り付ける事により粗度係数の低い新たな管内面を構築します。既設管内面との隙間には高性能のモルタルが充填され、鋼製リングと共に強度を発揮します。
SZパイルは、シールドマシンで切削可能なH形GFRP製土留杭です。従来工法においては、広範囲に地盤改良を行い、発進到達の直前に土留杭を撤去しておりました。しかし、工期がかかり、出水事故や労働災害が発生するリスクもあるため、近年では切削可能土留杭を用いる直接発進到達工法が主流になっています。
ユニラインは、地中線化された電力ケーブルの送電効率低下対策のため、冷却水の循環用に開発された送水ホースです。外面保護層、内面保護層、補強層からなる3層構造のホースであり、耐久性や水密性に優れています。また高耐圧ですが、軽量で、輸送・敷設時の取り扱いが容易です。